今回は最近買ったオススメの本「UIデザインの教科書」が予想以上に良本だったので紹介します!
口コミでは初学者向けの本と書いてあったのですが、読んでいると3年目Webデザイナーの自分も勉強になることがたくさんありました。
オススメの人
- Webデザイナーを目指している人
- デザイナーではないけどデザイン領域を学んでいったほうがいいかなと思っている人
- WebもしくはアプリUIのデザイナーで知識の確認をしたい人
- 初めてポートフォリオサイトを作る人
- 入社したばかりの会社で初めてUIデザインを行うことになった人
- コーディングしていてデザイナーのデータがこのまま実装して問題ないかジャッジが難しいと感じている人
これらに当てはまる人には響くと
概念から書いてくれている
UIデザインってなんかよく聞くけど実際なんだ?アプリのデザインの話?
実際に求人を見ていても会社によってUIデザイナーへ定める定義がだいぶ違いそうだし、よくわかんないな。と感じている人いると思うんです。
実際わたしもWebサイトのデザインはしてきたけどアプリのデザインの経験はないからUIデザイナーは別物の領域と思っていました。
しかし、そもそもUIとは「サービスとユーザーの接点」と説明されてとても腑に落ちました。

機能から見たデザインを解説してくれる
これ、本当に重要だと思っていて。
いわゆる初学者向けの本って、「具体的なツールや作業方法」「グラフィックが美しい参考」を載せてくれている本が多くて、「機能から見たデザイン」を解説してくれる本となると文字ばかりの難しい本になってしまっているなと思っていました。
UIデザインの勉強をしようとなると、もう具体的に手を動かしながら文字ばっかの本を解読していってトライアンドエラー!・・・心が折れると途中で詰むみたいな・・・
でもデザインって美しさよりも機能が重要で、というか美しさも機能のひとつでは?とすら最近思うくらいです。
機能の重要性を詳しく、わかりやすく、実際の画面のスクショなども載せてくれているところが本当にありがたいなと思いました。

読んでいると自分が作ったものへの反省点が生まれる
インターフェースのあるサービスの制作にかかったことがある人がこの本を読んだら、みんなどこかしら自分が以前作ったものへの反省点が出てくるんじゃないかな?と思いました。
私自身は1章ごとに反省が生まれては自分の作ったポートフォリオサイトや、製作途中のサイトの手直しを始めてしまいました。そんなにボリュームがある本でもないはずなのに読み切るのに非常に時間がかかりました。
手が届く範囲の小さな修正が、たくさん出てきて、しかも一個手を加えるだけですごくユーザビリティが上がったなと思える内容ばかりでした。
例えば、「一覧に戻るボタンは上と下と両方につけておこう。」とかその程度のことなのですが、機能がぐぐっと上がるポイントだらけでした。

UIになにかしらの悩みを感じている人には心強い一冊だと思いました。
ちょっと重いですが、AmazonでKindle版も出ているので、そっちで入手してPCからいつでも開ける状態にしておくとお守りになるかもなあとも思いました。
興味があればぜひ手にとってみてください。